unplugged

アンプラグド[unplugged]: 生楽器だけで演奏すること

タルムードを持たない日本人

趣味で宗教の勉強をするのが私は好きだ。

My hobby is to study religion✩

 

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何となく宗教の話になると日本に置いては重っ苦しくなるので、爽やかさを求めて英語にしてみたが、特に意味はない。そしてちっとも爽やかになっていない。

 

小言は置いておいて、私が宗教を勉強していて興味深いことの一つはユダヤ人の信仰するユダヤ教である。ユダヤ教というのは別名:タルムードと呼ばれ、親から子へ知識が受け継がれてきた言わば、「民族宗教」である。

 

 

 

ユダヤ人のことを少しでもかじったことがある人なら既にご存知かと思うが、ユダヤ人というのは迫害され続けた民族である。

 

元はと言えばキリスト教ユダヤ教がベースで作られており、ユダヤ教からカトリックプロテスタントイスラムヒンドゥーと派生した。つまりこれらの宗教は旧約聖書という同じ経典を信仰する宗教。

 

ユダヤ教の誕生から1500年遅れてキリストが誕生し、さらに500年経ってイスラム教が誕生した。実際にはユダヤ教は2000年以上の歴史があるが、権力への適応ではなく、迫害・離散への適応という形で発展したのがユダヤ教なのである。

 

ユダヤ人が何処に行っても大体迫害される。。諸説あるがこれは彼らが権利収入を持たない労働収入で生活をする人たちから「妬まれる」からだと私は推測している。

 

「権利収入」と「労働収入」という2つの稼ぎ方があるが、ユダヤ人は権利収入で生活費をまかない、労働収入で得たお金は好きなことに使う。例えば旅が好きであれば旅をする。経済的に自由であるように先祖代々タルムードを教えられるのだ。

 

そうやって悠々自適な生活をしている民族がもし日本にいたら、、妬ましくないだろうか?「ここは日本だぞ?みんなと同じように足並み揃えて働け」と言いたくならないだろうか。「日本人じゃないやん!!何なの!!出て行ってよ!!」とならないだろうか。いや、絶対なる。他の国だって同じだろう。特にこの国は1民族1言語。よそ者に対してウブでシャイだ。

 

面白いのが(面白いというのは大変失礼なんだけど)ユダヤ人は国に所属するという概念がないこと。国から迫害され続け、国が守ってくれなくても繁栄し生きながらえようとしてきたのだから当然のこと。

 

要するにですね、国家も持たないユダヤ人が繁栄を続けてこれたのは「タルムード」をいう宗教的戒律を保ってきたことが大きいのです。

 

 

で、本題に入ります。(前説ながっ)

 

日本人やばい。。

ここでの「ヤバイ」とは、いい意味のやばいではなくて、悪い意味でのヤヴァイになります。

 

 

宗教を奪われた日本人

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何から説明しようかと思うのだけどまず、日本は無宗教と言われていますがあれは違うんです。今でこそ、天皇は国家の象徴とされていますが、本当は「神道」です。天皇は、明治以前から、神社神道最高神官。日本は神道という信仰をずっとしてきました。

 

教科書通り「天皇は国家の象徴」を信じて、今まで宗教について調べてこなかった人はきっと知らない人もいるかと思います。要するに天皇を神として崇めていたのです。それが戦争でアメリカに負けた時に「天皇は神ではありません!!」と正式に宣言しました。これが人間宣言 - Wikipediaってやつです。

天皇万歳!!」と日本人が言うのはその名残ですね。

 

アメリカ怖かったと思うのよ。。日本人の国のためなら命を捨てる精神力。

だからこそ、GHQは日本人の精神的強さ、復讐戦を恐れ、神道を衰退させ、日本人の大和魂を骨抜きにするという方法をとったよね。何故こんなことをしたかといえば、アメリカが日本人の精神的強さが「国家神道」にあると見たからです。神道に加えて、皇室の伝統、そして歴史教育を全面否定。

 

 

 

だから我々日本人って宙ぶらりんなんです。

 

タルムード的なものが何もない。信じるものが何もない。

それが今の日本だと思うんです。

 

 

 

1民族1言語で、明らかに英語とか外来語と言うものが喋れない教育になってるし、日本の教育というもの自体も「何故、学ぶのか。」ということが欠落しています。

 

ユダヤ人は迫害の歴史があったので、物やお金は常に奪われる恐れがありました。だからこそ教育にお金も時間もかけます。知識というものは奪えないからです。そして彼らのタルムードは2000年以上の歴史がありながら完成されていなく、余白があります。これはユダヤ人が学びつづけるという意思表示でもあり、今も尚発展しています。

 

 

要するに日本人は軸がないのです。

「何か信じたい」のに「信じられるものがわからない」とも言える。

 

 

・なんとなく学校に行って

・なんとなく社会に出て

・なんとなくお金がもっとある生活ができたらなぁと過ごし

 

なんとなく、なんとなくで生きている民族。

命名。現在の日本人は「何となく民族。」(小声。)

 

 

戦後の高度経済期成長を支えた団塊の世代の方は、「無いものをまた作る」ということにエネルギーを注ぐことができましたが、現代の日本人ってその必要がなくて「なんとなくでも生きていける。でも生きてる感じはしない。」

 

何にエネルギーを注いで生きて行けば良いのかわからない。

それが顕著に全てにおいて現れてると言えると思うのです。

 

 

 

で、私からご提案。

 

タルムードを良いように取り入れるのはいかが?( ´ ▽ ` )

 

 

 

戦後、国家など無いのに

「国家」じゃ無いと生きられない日本人

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何故、日本人が1民族1言語かと考えてみたことはありますか?

日本人は流浪しませんし、島国ですから他の言葉を使う必要が無いというのもそうなんですが、ある意味日本の国土に日本人って封印されているんですよね。

 

ちょっと難しい話になりますが、本当は日本も国家なんて無いのです。戦後の日本はアメリカの属国。一応表面上は国家ですけど、アメリカによって思想をコントロールされており、宗教という軸もなく、教育も「何のために学ぶのか」という一番重要な部分が教育されません。

 

日本人が新興宗教や心理学、スピリチュアルなものに嫌悪感を抱きながらも興味や関心があるのは「自分が信じられることを見つけたい」という現れでもあります。枯渇しているんですね。信じるということに。タルムードのような戒律や答えが本当は欲しいのです。

 

今後、「信じる」という側面にも触れていきたいと思います。が、最初に言っておきます。なんかの宗教に勧誘したい訳ではありませんwww

 

「軸を持って生きる。」そうすれば人から無駄にエネルギーを奪われたり搾取されたりすることって減りますよね。日本人的に言うと「処世術について考えていきましょう」ってことです。はい。

 

 

 

怪しいブログに貴重なエネルギーを使って読んでくださり、ありがとうございました( ´ ▽ ` )