父が教えてくれた福田の真実
うちの父は人にあだ名をつけるスペックがある。本当にとことん絶妙なあだ名をつけるので私はその才能をスペック、と呼んでいる。
あれはもう5年以上前になると思うが、忘れられない「あだ名」がある。
その当時私は札幌に住んでおり、実家の両親と同居していた。田舎に娯楽というものは少なく、テレビを観ながらだらだらするというのが田舎の正しい過ごし方だ。
リビングのテレビではしゃべくり007がついていた。5年前と言えば「しゃべくりに出た人はみんな売れる」と言われていたくらい番組が流行ってて、お茶の間の月曜10時はしゃべくりだった。
しゃべくりメンバーといえば
・ネプチューン(名倉、原田泰造、ホリケン)
・くりーむしちゅー(上田、有田)
・チュートリアル(徳井、福田)
である。間違いない。この7人である。
だが1名、毎回トークが放送されずに目立たないキャラクターがいる。
そう、福田だ。
「なんで、この人いつも喋らないんだろうね?
つまらないからカットされているのかな?」
当時20歳以上23歳未満の生娘は、そんな残酷なことを簡単に言う。
ある月曜の10時、父と一緒にしゃべくりを観ていた私は父に「またこの人喋らないー!ねぇどうしてー!!」と言ったんだと思う。多分言ったんだと思う。(残酷。)
そして、父はおもむろにこう告げた。
「なんだぁこいつ、、、さつまあげみたいじゃないか!!」
さつまあげ!!!!!
本当にこの人は、冴えてるとしか思えない。冴えまくってる。どこからどう見ても、もう「さつまあげ」にしか見えない。
その後、徳井の情熱大陸(リゾット的思想)に触れ、
↓宜しければ、ご査収くださいませ
私の中ではチュートリアルは
「平子理沙の脇でリゾットが食べたい徳井」と「さつまあげ」という認識。
それからというもの、福田が喋っていなくても全く問題を感じない。彼は彼の役割を果たしているのだ。その役割に皆が気がつけばいいのだ。
福田は給料泥棒ではない。・・・さつまあげなんだ。
「しゃべくりセブン 福田」で検索すると
これが出てくる・・・こんなスレまで、できている・・・
違うんだよ!みんな違うんだよ!!
福田は、
さ
つ
ま
あ
げ
なんだよ!
何度も言わせんな!気づけ!このクソボケが!福田の魅力に気づけ!!
彼はどこからどう見ても「さつまあげ」なのだから、トークで目立とうとしなくてもいいじゃないか。存在しているだけでいいのだ。トークが売りじゃない芸人だっているんだよ!!このスットコドッコイ!!
↓こんなブログ作ってるやつ見つけたんだけど。
バーーーーーーカ!!!「福田をどう生かすか」とか言ってる時点で何も福田のことをわかってなんかいない!!!!!!!!!!
生かすとかじゃなくて!
その視点でしゃべくり007をみると、チュートリアルに特別な感情が生まれて、たまらなくなる。いいですか?伝えましたからね。芸人はトーク力だけじゃないんだ。
こっちもセットで読みして初めてチュートリアルが完成となります。
ご査収下さいませ。